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2014年1月20日

プレスリリース:星の見え方を観測・報告するアプリ「Loss of the Night」 日本語版を公開

光害問題の研究に役立つ「夜空の明るさ世界マップ」作成に貢献

プレスリリース2014.01.20 (PDF)

  • 世界規模の光害調査に参加できるAndroid 端末用アプリ「Loss of the Night」の日本語版を公開しました。これはGoogle Sky Map アプリをベースに、星の見え方を測定する機能を追加したものです。端末を空に向け、実際の夜空と見比べて、指定された星が見えるかどうかを入力します。ドイツの光害研究プロジェクト ”Verlust der Nacht” が開発し、国際ダークスカイ協会東京支部(IDA 東京)が日本語版の製作協力をしました。
  • 人工照明により夜空が明るく照らされる「光害(ひかりがい)」により、都市部では美しい星空を見ることができません。またこの問題は天文学にとどまらず、世界中の研究者が、人工光による人体への影響、社会への影響、環境への影響を調べています。このアプリを使用し、自分の住む地域からの星の見え方を観測・送信することで、光害研究のための貴重なデータベースとなる「夜空の明るさ世界マップ」の作成に貢献できます。
  • このアプリを使用して送信されたデータは、1 月20 日から実施される夜空の明るさ世界同時観察キャンペーン “GLOBE at Night” と共有されます。いま夜空に見えている星の数(光害の進行度)が、世界各地の都市や地域と比べてどうなのか、簡単に知ることができます。
  • 「Loss of the Night」は現在までに計11 ヶ国語に翻訳され、世界中からすでに7,000 件以上の観測報告が寄せられています。
  • アプリ(無料)のダウンロードは下記アドレス、またはGoogle Play で「光害」を検索してください。
    https://play.google.com/store/apps/details?id=com.cosalux.welovestars&hl=ja
  • このアプリはAndroid 版のみです。iOS の方は、【Dark Sky Meter】もご利用ください。

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