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9
3月

プレスリリース: スコットランドとアリゾナにダークスカイ・コミュニティを認定

【1】
国際ダークスカイ協会は、スコットランド南部のダンフリーズ・アンド・ガロウェイ州(Dumfries and Galloway) にある町モファット(Moffat) を、世界で13番目のダークスカイ・コミュニティに認定しました。
アナン川沿いで人口2500人のこの町は、かつては温泉地として知られ、現在も地域の観光拠点となっています。今回の認定に向け、スコットランド政府から24万ポンドの援助を受けて屋外照明を改修しました。
2009年にダークスカイ・パークに認定されたギャロウェイ森林公園(Galloway Forest Park) とは、車で約1時間の距離にあります。

紹介ページ: Moffat (Scotland)

位置: Google Map

ウェブサイト: Visit Moffat

BBCの記事(2016.2.17): Moffat celebrates Dark Sky status

 

【2】
国際ダークスカイ協会は、アリゾナ州の町ビッグパーク(Big Park)(別名:ビレッジ・オブ・オーク・クリーク(Village of Oak Creek))を、世界で14番目のダークスカイ・コミュニティに認定しました。アリゾナ州では他にフラッグスタッフとセドナが認定されており、世界で最もダークスカイ・コミュニティが集積した地域となります。

人口6000人ほどのこの町には退職者や別荘が多く、人々は田舎暮らしを楽しんでいます。2014年に近隣のセドナが認定されたことでダークスカイへの関心が高まり、条例の整備や住民への啓発活動などを行いました。

詳細は、IDAのサイト(2016.2.22) をご覧ください。
Big Park, Arizona, Named International Dark Sky Community

紹介ページ: Big Park / Village of Oak Creek, Arizona (U.S.)

位置: Google Map

ウェブサイト: VocaOnline

 

【ダークスカイプレイス・プログラムについて】
国際ダークスカイ協会は、夜空を保護する優れた取り組みを称えるために、ダークスカイプレイス・プログラム(International Dark Sky Places: IDSPlaces) を2001年から開始しました。認定には、屋外照明についての厳格な基準と革新的なアウトリーチ活動が求められます。これまでに認定されたIDSPlacesは、ダークスカイ・コミュニティが14ヶ所、ダークスカイ・リザーブが10ヶ所、ダークスカイ・パークが31ヶ所、ダークスカイ・サンクチュアリが2ヶ所です。

ダークスカイプレイス・プログラムの詳細はこちら
日本語 http://idatokyo.org/?page_id=414#IDSP
英語 http://darksky.org/idsp/

4
3月

朝日新聞の連載「レッツeco活」にて、GLOBE at Nightが紹介されました

朝日新聞2月29日夕刊(夕刊のない地域は3月1日朝刊)
『星空眺め、「光害」考えよう 生活環境・健康や生態系に影響』
http://www.asahi.com/articles/DA3S12234302.html

4
3月

八重山諸島のIDA認定を目指して

IDA東京では、国内初のIDAダーススカイプレイス認定を目指して、八重山諸島にて準備を進めています。
今年2月4~6日に行った現地での活動は、連日地元紙に報道されました。

 
● 2月4日 石垣市長表敬訪問
(報道)
八重山毎日新聞 2月5日10面
『島内10カ所で夜空の暗さ測定 国内初「星空保護区」認定へ』
http://www.y-mainichi.co.jp/news/29307/
八重山日報 2月6日3面
『日本初、星空保護区認定を―市長に「光害」調査を報告』

 
● 2月5日 小学校にて特別授業「星空まもるワークショップ」を実施
(報道)
八重山毎日新聞 2月6日8面
『光害から星空守ろう―ダークスカイ協会が呼びかけ』
八重山日報 2月7日3面
『光害について学ぶ―星空まもるワークショップ』

 
● 2月6日 星空まもるプロジェクト「映画ザ・シティ・ダーク特別上映会&講演会」を実施
(報道)
八重山毎日新聞 2月7日8面
『「認定条件そろってる」星空保護区に期待感』

 
その後、中山義隆石垣市長は、2016年度施政方針演説にて「国内初の星空保護区認定に向け、光害(ひかりがい)の対策や啓発活動に取り組み、星空に対する世界基準の評価獲得を目指す」と明言されました。
(引用元)
八重山毎日新聞 3月1日
『移住・定住で新部署設置へ 施政方針で市長が表明』
http://www.y-mainichi.co.jp/news/29430/

 
【これまでの経緯】
プレスリリース:国内初の「ダークスカイプレイス」認定を目指し、八重山諸島を視察
一般講演会「世界的価値のある八重山の星空を観光資源に」 開催のお知らせ
石垣島・西表島にて光害啓発のための一般講演会を実施しました
石垣市で映画上映会&講演会を開催(2月6日)

24
1月

プレスリリース: 米国初のダークスカイ・サンクチュアリを認定

国際ダークスカイ協会は、ニューメキシコ州南西部、ヒラ国立森林公園(Gila National Forest) 内にあるコズミック・キャンプグラウンド(Cosmic Campground) を、米国初、世界で2番目のダークスカイ・サンクチュアリに認定しました。

2015年に新たに設けられた「ダークスカイ・サンクチュアリ」は、非常に遠隔地にあり、天体観測所の存在など、その最高レベルの暗さが長期的に保護されることが重要な地域です。

コズミック・キャンプグラウンドは面積1.42ha、基本的なキャンプ設備と360度広がる素晴らしい夜空を有しています。敷地内に人工照明は一つもなく、将来も設置される予定はありません。主要な街明かりは、65km先まで存在しません。一方で、Wifiなどの現代的な設備は備わっています。この認定は、ニューメキシコ州西部の観光業へのインパクトが期待されています。

詳細は、IDAによるプレスリリース(2016.1.14) をご覧ください。
IDA Designates First U.S. International Dark Sky Sanctuary In New Mexico

紹介ページ: Cosmic Campground (U.S.)

位置: Google Map

ウェブサイト: The Cosmic Campground

 

【ダークスカイプレイス・プログラムについて】
国際ダークスカイ協会は、夜空を保護する優れた取り組みを称えるために、ダークスカイプレイス・プログラム(International Dark Sky Places: IDSPlaces) を2001年から開始しました。認定には、屋外照明についての厳格な基準と革新的なアウトリーチ活動が求められます。これまでに認定されたIDSPlacesは、ダークスカイ・コミュニティが12ヶ所、ダークスカイ・リザーブが10ヶ所、ダークスカイ・パークが31ヶ所、ダークスカイ・サンクチュアリが2ヶ所です。

ダークスカイプレイス・プログラムの詳細はこちら
日本語 http://idatokyo.org/?page_id=414#IDSP
英語 http://darksky.org/idsp/

18
1月

石垣市で映画上映会&講演会を開催(2月6日)

下記イベントに、IDA東京として開催協力いたします。

石垣市 星空まもるプロジェクト
映画「ザ・シティ・ダーク」特別上映会 & 講演会

■ 開催趣旨
石垣島は世界屈指の星空環境を有し、優位性のある観光資源として国内外からの注目も高まりつつあります。この貴重な星空資源の保護および啓発を行うため、星空の大切さと光害問題について描いたドキュメンタリー映画「ザ・シティ・ダーク – 眠らない惑星の夜を探して」(米国2011年、日本語字幕)の特別上映会ならびに専門家による講演会も実施いたします。

■ 日時・会場
平成28年2月6日(土)14:00〜17:30(開場 13:30)
ANAインターコンチネンタル石垣リゾート ボールルーム真栄里
【入場無料・予約不要】 ※満席になり次第締切り

■ 主催・協力
主催:石垣市
協力:国際ダークスカイ協会東京支部(IDA東京)
エッセンシャルライト ジャパン プロジェクト
運営:星空ツーリズム株式会社

■ プログラム
14:00〜
主催者あいさつ(5分)
14:10〜
講演「いままで知らなかった『光害』のはなし」(45分)
講師:越智 信彰 氏
国際ダークスカイ協会東京支部代表、東洋大学准教授、博士(理学)
15:00〜
講演「街明かりと星空について」(45分)
講師:岡安 泉 氏
照明デザイナー、エッセンシャルライト ジャパン プロジェクト 代表
(15分休憩)
16:00〜
映画「ザ・シティ・ダーク – 眠らない惑星の夜を探して」上映(90分)

———-
案内ページ(チラシ含む)はこちら→ http://hoshisora.jp/topics/?p=1955
映画「ザ・シティ・ダーク – 眠らない惑星の夜を探して」→ http://www.esslight.jp/thecitydark/

18
1月

環境年表に掲載のトピック「光害と自然科学への影響」を執筆

平成27年12月刊行の『環境年表 平成27-28年』(国立天文台編、丸善出版)に収録されたトピック「光害と自然科学への影響」を執筆しました(pp.11-13)。

丸善のサイト http://pub.maruzen.co.jp/book_magazine/rika/kankyo_nenpyo/index.html

光害.net

光害を題材とした児童生徒への環境教育、一般市民への啓発活動を行っています。越智信彰(東洋大学准教授)

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