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2020年12月1日

神津島の照明改修の様子

IDA本部サイトのブログページに、IDA東京支部の越智信彰代表が、神津島の照明改修についての記事を寄稿しました。以下はその日本語訳です。

元記事: Report from Tokyo: The Great Achievement of a Small Island


 

東京からの報告:小さな島の大きな成果
Report from Tokyo: The great achievement of a small island

神津島は、東京都心部から南へ約180kmに位置する小さな島で、人口約1900人の神津島村があります。美しい海に囲まれた自然豊かな島で、もちろん満天の星を眺めることができ、夜空の暗さは条件の良い夜には21.9mag/arcsec2に達します。世界中の人が「東京」という地名からイメージする光景とは全く異なりますが、ここは東京都内であり、本土の東京からは飛行機で30分、ジェット船で4時間で訪れることができます。
神津島村では、村長の強いリーダーシップの下、ダークスカイ・パーク認定を目指し、今年5~6月に島内の道路灯・防犯灯400灯以上が、光害対策型に交換されました。従来と比べてグレアを抑え暖かみのある照明は村の夜の光景を一変させ、生活に必要な明るさを確保しながら、自然環境と夜空を守る光環境を実現しました。住民からの評判も良く、安全性を心配する声もほとんどありません。集落部の夜空の暗さは有意に改善しました。
光害対策型照明への交換による光環境の改善の写真を、どうぞご覧ください。上方光束の削減、光源からの直接光の低減、海面からの反射の低減、がおわかりいただけると思います。

改修前 改修後

写真提供:神津島村

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