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Archive for 1月, 2014

28
1月

プレスリリース:アイルランド初のダークスカイ保護区を認定

国際ダークスカイ協会は、アイルランドの南西部、ケリー州(County Kerry) のアイベラ半島(Iveragh Peninsula) 周辺(約700km^2) を、ダークスカイ保護区に認定しました。アイルランドで初めてのダークスカイプレイスであり、北半球で初めて、最高ランクの夜空を表すGold Tier が付与されました。

詳細はIDAによるプレスリリース(2014.1.27) をご覧ください。
http://darksky.org/assets/Night_Sky_Conservation/Reserves/Kerry/Kerry_IDSR_PR.pdf

 

【報道】
http://www.skyatnightmagazine.com/news/kerry-becomes-ireland%E2%80%99s-first-international-dark-sky-reserve
http://www.independent.ie/irish-news/gold-star-kerry-one-of-the-best-spots-in-world-to-gaze-at-milky-way-29952159.html

 

【ダークスカイプレイス・プログラムについて】
国際ダークスカイ協会は、夜空を保護する優れた取り組みを称えるために、ダークスカイプレイス・プログラム(International Dark Sky Places: IDSPlaces) を2001年から開始しました。認定には、屋外照明についての厳格な基準と革新的なアウトリーチ活動が求められます。これまでに認定されたIDSPlacesは、ダークスカイコミュニティが5ヶ所、ダークスカイ保護区が7ヶ所、ダークスカイ公園が13ヶ所です。

ダークスカイプレイス・プログラムの詳細はこちら
http://darksky.org/night-sky-conservation/dark-sky-places

20
1月

プレスリリース:星の見え方を観測・報告するアプリ「Loss of the Night」 日本語版を公開

光害問題の研究に役立つ「夜空の明るさ世界マップ」作成に貢献

プレスリリース2014.01.20 (PDF)

  • 世界規模の光害調査に参加できるAndroid 端末用アプリ「Loss of the Night」の日本語版を公開しました。これはGoogle Sky Map アプリをベースに、星の見え方を測定する機能を追加したものです。端末を空に向け、実際の夜空と見比べて、指定された星が見えるかどうかを入力します。ドイツの光害研究プロジェクト ”Verlust der Nacht” が開発し、国際ダークスカイ協会東京支部(IDA 東京)が日本語版の製作協力をしました。
  • 人工照明により夜空が明るく照らされる「光害(ひかりがい)」により、都市部では美しい星空を見ることができません。またこの問題は天文学にとどまらず、世界中の研究者が、人工光による人体への影響、社会への影響、環境への影響を調べています。このアプリを使用し、自分の住む地域からの星の見え方を観測・送信することで、光害研究のための貴重なデータベースとなる「夜空の明るさ世界マップ」の作成に貢献できます。
  • このアプリを使用して送信されたデータは、1 月20 日から実施される夜空の明るさ世界同時観察キャンペーン “GLOBE at Night” と共有されます。いま夜空に見えている星の数(光害の進行度)が、世界各地の都市や地域と比べてどうなのか、簡単に知ることができます。
  • 「Loss of the Night」は現在までに計11 ヶ国語に翻訳され、世界中からすでに7,000 件以上の観測報告が寄せられています。
  • アプリ(無料)のダウンロードは下記アドレス、またはGoogle Play で「光害」を検索してください。
    https://play.google.com/store/apps/details?id=com.cosalux.welovestars&hl=ja
  • このアプリはAndroid 版のみです。iOS の方は、【Dark Sky Meter】もご利用ください。

lotn_logo

17
1月

プレスリリース:「夜空の明るさ世界同時観察キャンペーン」今年は1月20日から

光害問題を啓発、9年目の”GLOBE at Night”

プレスリリース2014.01.17 (PDF)

  • 「無駄な人工光を減らし、夜空に星の輝きを」― 世界中で一般市民が星の見え方を観察・ウェブで報告し、夜空の明るさ世界マップを作ろうというキャンペーン ”GLOBE at Night” が、1月20日から始まります。アメリカ国立光学天文台・国際ダークスカイ協会らが実施する本キャンペーンは2006年に始まり、日本国内では国際ダークスカイ協会東京支部(IDA東京)が日本語ウェブサイトを構築、プロモーションを担当しています。
  • 人工照明により夜空が明るく照らされる「光害(ひかりがい)」により、都市部では美しい星空を見ることができません。また、無駄な照明はエネルギーの浪費であると同時に、夜間照明が生態系の破壊や人体への悪影響にも繋がっていることが指摘されています。
  • 光害問題の啓発と、星空保護・地球環境保護の意識向上を目指した “GLOBE at Night” は、一般市民からの観察報告を募集しています。決められた日時に屋外に出て夜空を眺め、対象星座周辺の星の見え方(どれだけ多くの星が見えるか)が、用意された8枚の星図のどれに一番近いかを、ウェブで報告します。GPS付のスマホやタブレットを使えば、位置情報が自動的に入力されるため、非常に簡単に報告できます。
  • 昨年は世界89ヶ国から計16,342件の観察報告が集まりました。日本国内からは620件で、世界の国でも7番目に多い報告数でした。今年の観察期間は1~12月の毎月、月明かりの影響のない10日間ずつが設定されています。1月は20~29日で、オリオン座が観察対象です。
  • GLOBE at Night 日本語ウェブサイトはhttp://idatokyo.org/gan/

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