プレスリリース: フランスのセヴェンヌ国立公園、欧州最大のダークスカイ・リザーブに認定
国際ダークスカイ協会は、フランス南東部のセヴェンヌ国立公園(Cévennes National Park) をダークスカイ・リザーブに暫定認定しました。
ダークスカイ・リザーブはコア領域と周辺領域から成りますが、周辺領域の面積は3,600km2で、これまで認定された欧州のリザーブで最大です。申請準備段階では、公園内の約2万灯の屋外照明が調査・リスト化され、その大部分がIDAの基準に適合していないため、3年以内の改修が予定されています。このため、現段階では暫定認定となっています。
詳細は、IDAによるリリース(2018.8.13) をご覧ください。
World’s Newest International Dark Sky Reserve Is Largest In Europe
紹介ページ: Cévennes National Park (France)
【星空保護区認定制度について】
国際ダークスカイ協会が2001年に始めた「ダークスカイプレイス・プログラム」(和名:星空保護区認定制度)は、光害の影響のない、暗く美しい夜空を保護・保存するための優れた取り組みを称える制度です。認定には、屋外照明に関する厳格な基準や、地域における光害に関する教育啓発活動などが求められます。「ダークスカイ・パーク」「ダークスカイ・コミュニティ」など6つのカテゴリーがあり、全てのカテゴリーの認定地を総称して、国内では「星空保護区」と表記しています。
星空保護区認定制度ウェブサイト http://idatokyo.org/hogoku
朝日新聞社WEBRONZAに光害の解説文が掲載されました
朝日新聞社の言論サイトWEBRONZA編集部より依頼を受け、光害についての解説文を寄稿、2018年8月15日に公開されました。ぜひご覧ください。(全文閲覧は有料会員のみ)
フジテレビ「林修のニッポンドリル」で西表石垣国立公園・星空保護区が紹介されました
フジテレビ「林修のニッポンドリル」2018年8月8日放送「人生で一度は行きたい楽園、星のや竹富島で過ごす極上の1日」の中で、竹富島全域を含む西表石垣国立公園が星空保護区に認定されたことが紹介されました。満天の星空のほか、『星のや竹富島』が夜空に光を漏らさないために客室・敷地内の照明を最小限に抑えていることなどが紹介されました。
番組サイト
林修のニッポンドリル
TBS「世界ふしぎ発見!」で西表石垣国立公園・星空保護区が紹介されました
TBS「世界ふしぎ発見!」2018年8月4日放送「同時に旅して新発見!ノスタルジック台湾&沖縄 八重山諸島」の中で、『日本初の星空保護区 世界が認めた星空』として西表石垣国立公園の星空が紹介されました。満天の星空のほか、照明の光を夜空に漏らさない工夫をしているホテル、星空ツアーの様子などが紹介されました。