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東京支部メンバー(一部)からのメッセージ(五十音順)

上野 貴弘(星空ツーリズム社 代表

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沖縄県・石垣島で「星空浴ツアー」を行いながら、八重山諸島の星空保護に取り組んでいます。
日本で初めて電灯がついたのは明治11年の銀座。それから130年余、いつのまにか都会からは星空が失われました。照明は私たちの生活を豊かにし、必要不可欠なものですが、その反面、過剰もしくは無駄な夜間照明によって、星空の観察ができなくなるばかりか、生態系や人体への悪影響、エネルギーの浪費といった問題も引き起こします。
八重山諸島の美しい星空を通じて、光害のことを多くの方に知ってもらい、星空を取り戻す活動を広げていきたいと思います。


尾久土 正己(和歌山大学観光学部教授・学部長)

2つの公開天文台勤務を経て、現在、大学の観光学部でアストロツーリズムの研究と実践を行っています。最近は、美しいサンゴ礁の島として有名な鹿児島県与論町で星空を活かした持続可能な観光開発を自治体や観光事業者と共同で行っています。その中で、急増しているLED防犯灯の光害対策、良質なツアーをすることができるガイドの養成、地域住民の理解増進の3つの活動を大学がアドバイザーになって取り組んでいます。また、個人的には日食を追いかけて世界中を旅しており、旅行会社と一緒に日食ツアーのお手伝いをしています。
(写真はナミブ砂漠で見つけた南回帰線の標識)


小澤 英之(Earth & Sky Ltd., NZ

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ニュージーランドのテカポで暗い環境を維持する取り組みをしています。
綺麗な星空は宇宙への窓です。自分達は本当はどんな所に住んでいるのでしょうか。テカポの星空は地球を宇宙の視点で考えさせてくれます。


 

越智 信彰 (光害.net、東洋大学准教授、IDA東京支部代表 兼 事務局)

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光害を研究テーマとして、小中高の児童生徒への環境教育や一般市民への啓発活動に取り組んでいます。2009年よりIDA会員であり、日本人研究者として唯一、IDA主催の国際シンポジウムに毎年参加・研究発表を行っています。

光害の問題は、エネルギー・照明・天文・生物・医学・農業など様々な分野に関わり、立場によって見方が大きく変わることもある難しさ・複雑さがあります。ぜひ多様な分野からのIDA東京へのご参加をお待ちしております。


 

小野間 史樹(星空公団

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デジタル一眼レフカメラを使って夜空の明るさを客観的に数値化する方法をを確立しました。山梨県甲府市や東京都墨田区、北海道名寄市など各地に夜空のモニタカメラを設置し、人工照明が夜空に与える影響を明らかにする取り組みを進めています。

また、まちかど星空観望会や伝統的七夕ライトダウン、光害シンポジウム実行委員などの活動を通し、日本の夜空の現状を、広く知ってもらう活動を続けています。


 

髙部 智哲(医師)

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dim light at night (DLAN) と血液/血管との関連について調べています。よろしくお願いいたします。


 

冨澤 奏子(ZLI野生動物保全プログラムディレクター

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アジア地域を中心に、野生下における動物の保全活動や飼育下における各種個体群管理に従事してきました。今や光は人々の生活になくてはならないものですが、一方で、ヒト以外の種や自然環境に大きな影響を及ぼすことができるものでもあります。ヒトも動物も共存していける持続可能な環境に少しずつ近づいていくお手伝いができましたら幸いに存じます。


 

中野 純(体験作家、闇歩きガイド)

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『闇を歩く』『東京「夜」散歩』『闇と暮らす。』『「闇学」入門』などの著作や、ミッドナイトハイク、トワイライトハイク、ムーンライズウォークなどの闇歩きツアーを中心にして、暗闇の魅力を伝える活動を、1998年ごろから続けてきました。さまざまな分野で活躍中のかたがたとの、闇トークイベントにも力を入れています。


 

面出 薫(照明探偵団、ライティングプランナーズアソシエーツ代表)


 

山本 晴彦(山口大学光害対策プロジェクト、山口大学農学部教授)

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農作物への光害、その影響評価技術と光害を起こさない照明技術を研究しています。隣接する道路や駐車場の夜間照明の漏れ光が、農作物の生育に悪影響をおよぼすことへの懸念から、照明設置が見送られ、適切な照明整備が進まない「見えない社会問題」が各地で発生しています。

山口大学農学部山本晴彦教授が、JST独創的シーズ展開事業「大学発ベンチャー創出推進」プログラムにより開発した「光害阻止技術」は、ヒトには自然に感じられ、農作物には悪影響のない照明を実現するもので、山口大学発ベンチャー企業「株式会社アグリライト研究所」を設立し、実用化へ向けた応用研究の進展により、光害のおこらない防犯灯や道路照明による「高品質で安定した食糧生産」と「安心安全な地域照明環境」確保の両立を目指しています。



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