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Posts tagged ‘教育啓発活動’

19
3月

プレスリリース:コロラド州に2町連携のダークスカイ・コミュニティを認定

国際ダークスカイ協会は、コロラド州南部にある2つの隣接する町、ウエストクリフ(Westcliffe) とシルバークリフ(Silver Cliff) を世界で9番目のダークスカイ・コミュニティに認定しました。このように2町連携による認定は初めてであり、今後同様の連携の輪が広がることが期待されます。

2町合わせて人口1200人弱、山に囲まれ暗い夜空が広がっており、それぞれの町は屋外照明に関する条例を制定しています。以前から住民はその美しい夜空の価値に気付き、保護するための取り組みを続けてきました。1998年に Dark Skies of the Wet Mountain Valley というNPOが設立され、光害の啓発、適切な照明器具への交換、天体観望会、講演会、学校での光害をテーマとしたアートコンテスト開催支援などを進め、その活動は天文愛好家にも観光業にも良い効果をもたらしてきました。

詳細は、IDAによるプレスリリース(2015.3.9) をご覧ください。
http://www.darksky.org/assets/Night_Sky_Conservation/Communities/WSC_IDSC_press_release_FINAL.pdf

位置(Google Map):ウエストクリフ シルバークリフ

関連サイト: Dark Skies of the Wet Mountain Valley

 

【ダークスカイプレイス・プログラムについて】
国際ダークスカイ協会は、夜空を保護する優れた取り組みを称えるために、ダークスカイプレイス・プログラム(International Dark Sky Places: IDSPlaces) を2001年から開始しました。認定には、屋外照明についての厳格な基準と革新的なアウトリーチ活動が求められます。これまでに認定されたIDSPlacesは、ダークスカイ・コミュニティが9ヶ所、ダークスカイ・リザーブが9ヶ所、ダークスカイ・パークが20ヶ所です。

ダークスカイプレイス・プログラムの詳細はこちら
日本語 http://idatokyo.org/?page_id=414#IDSP
英語 http://darksky.org/night-sky-conservation/dark-sky-places

17
3月

石垣島・西表島にて光害啓発のための一般講演会を実施しました

この度IDA東京では、八重山諸島の「ダークスカイ・プレイス」認定を見据え、石垣島(3/11)・西表島(3/12)にて一般講演会を実施しました。石垣島会場には45名、西表島会場には66名もの参加があり、熱気に包まれました。
(西表島東部地区の人口は約900人。参考:西表島ねっと

 
【講演会の詳細】
http://idatokyo.org/?p=570

 
【メディア報道】
NHK沖縄放送局 2015.3.12 お昼のニュース『石垣で”光害”考える講演会』
八重山日報 2015.3.12 『「光害」テーマに講演会-越智代表「人体への影響も」』
八重山毎日新聞 2015.3.13 『ダークスカイ協会「暗い夜空を観光資源に」-不要な照明、生態系にも影響』
(関連コラム)沖縄タイムス 2015.3.17 『[大弦小弦]やんばる勤務を終え…

 
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7
3月

一般講演会「世界的価値のある八重山の星空を観光資源に」 開催のお知らせ

国際ダークスカイ協会東京支部 一般講演会
「世界的価値のある八重山の星空を観光資源に」
~知っとかナイト!よくわかる光害の話~

 

■ 開催趣旨
八重山の星空は、人工光の影響(光害)がほとんどなく世界的にも価値の高いものであり、新たな観光資源として期待されています。
本講演会では、光害とはどのような問題か、そして八重山の星空の持つ大きな可能性について、分かりやすく解説します。

■ 日時・会場
(石垣島会場)
平成27年3月11日(水)18:00~19:45
石垣市健康福祉センター 2F 視聴覚室(沖縄県石垣市登野城1357-1)

(西表島会場)
平成27年3月12日(木)19:00~21:00
竹富町離島振興総合センター(沖縄県八重山郡竹富町字南風見201-47)

■ 主催・後援等
(石垣島会場)
主催:国際ダークスカイ協会東京支部(IDA東京)
共催:石垣市
後援:石垣市観光交流協会、石垣島天文台、八重山星の会
運営:星空ツーリズム株式会社(IDA東京メンバー)

(西表島会場)
主催:国際ダークスカイ協会東京支部(IDA東京)
共催:Coral-foundation西表島
後援:竹富町、竹富町観光協会、OCVB沖縄コンベンションビューロー、石垣島天文台、JTA日本トランスオーシャン航空、Peach Aviation
運営:Coral-foundation西表島

■ 演題と講師
(石垣島会場)
講演1 身近な環境問題「光害」って何だろう
講演2 国際ダークスカイ協会とダークスカイプレイスプログラムについて
講師:越智 信彰 氏(国際ダークスカイ協会東京支部代表、東洋大学准教授)

講演3 目指せダークスカイアイランド!八重山の持つ可能性について(仮)
講師:宮地 竹史 氏(石垣島天文台 所長)

(西表島会場)
講演1 身近な環境問題「光害」って何だろう、国際ダークスカイ協会とダークスカイプレイスプログラムについて
講師:越智 信彰 氏(国際ダークスカイ協会東京支部代表、東洋大学准教授)

講演2 竹富町・星空観光の現状報告
講師:宮沢みゆき 氏(Coral-foundation西表島 代表)

講演3 八重山諸島の星空と文化 総括(仮)
講師:宮地 竹史 氏(石垣島天文台 所長)

■ 参加費
入場無料(事前申し込みは不要ですが、満席になり次第締め切らせて頂きます)

■ 問合せ先
(石垣島会場)
星空ツーリズム株式会社 TEL:0980-87-5790 FAX:0980-87-5791 担当:上野
(西表島会場)
Coral-foundation西表島 担当:宮沢

 

【関連情報】
プレスリリース:国内初の「ダークスカイプレイス」認定を目指し、八重山諸島を視察

23
2月

eco壁新聞コンクールで光害を採り上げた作品が入賞

第7回eco壁新聞コンクール(主催/全国銀行協会、共催/朝日小学生新聞、後援/朝日新聞社)の入賞者が発表され、9266作品の応募から選ばれた入賞18作品の中に、光害を採り上げた作品が選ばれました。

壁新聞のタイトルは「聞いてよ!生き物の話新聞 ~光害を知ることから始めよう!~」で、主にウミガメへの影響についてまとめ、光害をもっと広く知ってもらうことが生き物の保護に繋がる、と結んでいます。

作者の中田つぐみさん(小5)は、英検のテキストで光害について知って関心を持ち、IDA東京事務局に取材に訪れ、1時間以上にわたって熱心にインタビューをしてくれました。光害から生き物を守りたいという熱意が、この素晴らしい作品に表れていると思います。つぐみさん、おめでとうございます!

 

第7回eco壁新聞コンクール 入賞作品発表
http://www.zenginkyo.or.jp/eco/kabeshinbun/winning2014.html
(作品の拡大画像も見ることができます。優秀賞の3段目右)

eco壁新聞

9
2月

朝日新聞「私の視点」に掲載

朝日新聞2015年2月8日朝刊オピニオン面「私の視点」に『国際光年 光による「害」も考えよう』が掲載されました。

朝日新聞のページ http://www.asahi.com/articles/DA3S11592307.html
原文 http://hikarigai.net/ochi/data/asahishiten150208.pdf

光害.net

光害を題材とした児童生徒への環境教育、一般市民への啓発活動を行っています。越智信彰(東洋大学准教授)

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9
1月

プレスリリース:国際光年2015公式イベント、夜空の明るさ世界同時観察キャンペーン 11日から開始

光害問題を啓発、10年目を迎える “GLOBE at Night”(グローブ・アット・ナイト)

プレスリリース2015.01.09 (PDF)

  • 無駄な人工光を減らし、夜空に星の輝きを-世界中で一般市民が星の見え方を観察・ウェブで報告し、夜空の明るさ世界マップを作ろうというキャンペーン “GLOBE at Night” が、1月11日から始まります。アメリカ国立光学天文台・国際ダークスカイ協会らが実施する本キャンペーンは、今年で10年目を迎えると共に、国際光年2015 (http://iyl2015-japan.org/) の公式イベントにもなっています。日本国内では国際ダークスカイ協会東京支部(IDA東京)が日本語サイトの運営・プロモーションを担当しています。
  • 星を見えにくくし、生態系や人体にも悪影響を及ぼす光害-人工照明により夜空が明るく照らされる「光害」により、都市部では美しい星空を見ることができません。また、無駄な照明はエネルギーの浪費であると同時に、夜間の照明が生態系の破壊や人体への悪影響にも繋がっていることが指摘されています。
  • 世界中から1万8千件以上の報告があるシチズンサイエンス・プロジェクト-光害問題の啓発と、星空保護・地球環境保護の意識向上を目指した本キャンペーンは、一般の方からの観察報告を募集しています。決められた日時に屋外に出て夜空を眺め、対象星座周辺の星の見え方(どれだけ多くの星が見えるか)が、用意された8枚の星図のどれに一番近いかを、スマホやパソコンで報告します。昨年は世界97ヶ国から計18,500件超の観察報告が集まりました。日本国内からは404件で、世界の国でも7番目に多い報告数でした。今年も観察期間は1~12月の毎月、月明かりの影響のない10日間ずつが設定されています。1月は11~20日で、オリオン座が観察対象です。
  • GLOBE at Night 日本語ウェブサイトはhttp://idatokyo.org/gan/

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