eco壁新聞コンクールで光害を採り上げた作品が入賞
第7回eco壁新聞コンクール(主催/全国銀行協会、共催/朝日小学生新聞、後援/朝日新聞社)の入賞者が発表され、9266作品の応募から選ばれた入賞18作品の中に、光害を採り上げた作品が選ばれました。
壁新聞のタイトルは「聞いてよ!生き物の話新聞 ~光害を知ることから始めよう!~」で、主にウミガメへの影響についてまとめ、光害をもっと広く知ってもらうことが生き物の保護に繋がる、と結んでいます。
作者の中田つぐみさん(小5)は、英検のテキストで光害について知って関心を持ち、IDA東京事務局に取材に訪れ、1時間以上にわたって熱心にインタビューをしてくれました。光害から生き物を守りたいという熱意が、この素晴らしい作品に表れていると思います。つぐみさん、おめでとうございます!
第7回eco壁新聞コンクール 入賞作品発表
http://www.zenginkyo.or.jp/eco/kabeshinbun/winning2014.html
(作品の拡大画像も見ることができます。優秀賞の3段目右)
JICA研修にてIDAプログラムを紹介
今日2/19、沖縄県・竹富町観光協会の依頼によりJICA研修に来られた各国の観光省官僚の皆様を西表島の星空にご案内してきました。その中でIDAの取り組みをお伝えし是非IDAへの加盟をとお話しさせて頂きました。竹富町も現在、官、民と認識を共有し少しずつですが加盟に向けて前進しております。クック諸島や東ティモールなどの国々から日本へ観光産業の研修での今回のご縁です。ハード面の観光開発よりもソフト面の観光開発を促し、極力人工照明やエネルギー消費を抑えた方向で産業を発展してほしいと思います。官僚の皆様はIDAに興味を示されインフォメーションを促されましたのでIDA本部のサイトと東京支部のサイトをお知らせ致しました。彼らからのアクションがあれば共に情報共有をしより良い環境作りに貢献したいと考えています。
朝日新聞「私の視点」に掲載
朝日新聞2015年2月8日朝刊オピニオン面「私の視点」に『国際光年 光による「害」も考えよう』が掲載されました。
朝日新聞のページ http://www.asahi.com/articles/DA3S11592307.html
原文 http://hikarigai.net/ochi/data/asahishiten150208.pdf
GLOBE at Night キャンペーンが、ラジオ番組で紹介されました
AMラジオ・文化放送の、環境がテーマの番組「いとうせいこうGREEN FESTA」2015年2月2日放送分のオープニングトークにて、GLOBE at Night キャンペーンをご紹介いただきました。
いとうせいこう氏からは、「アプリを使って星の見え方をみんなで報告していく、なかなか面白い発想だ。」「これをしに、ちょっと遠くに行って星を見たりすると、子供たちも楽しいんじゃないか。」などのコメントをいただきました。
GLOBE at Night について http://idatokyo.org/gan/
光害調査アプリについて http://idatokyo.org/?p=528
プレスリリース:国際光年2015公式イベント、夜空の明るさ世界同時観察キャンペーン 11日から開始
光害問題を啓発、10年目を迎える “GLOBE at Night”(グローブ・アット・ナイト)
- 無駄な人工光を減らし、夜空に星の輝きを-世界中で一般市民が星の見え方を観察・ウェブで報告し、夜空の明るさ世界マップを作ろうというキャンペーン “GLOBE at Night” が、1月11日から始まります。アメリカ国立光学天文台・国際ダークスカイ協会らが実施する本キャンペーンは、今年で10年目を迎えると共に、国際光年2015 (http://iyl2015-japan.org/) の公式イベントにもなっています。日本国内では国際ダークスカイ協会東京支部(IDA東京)が日本語サイトの運営・プロモーションを担当しています。
- 星を見えにくくし、生態系や人体にも悪影響を及ぼす光害-人工照明により夜空が明るく照らされる「光害」により、都市部では美しい星空を見ることができません。また、無駄な照明はエネルギーの浪費であると同時に、夜間の照明が生態系の破壊や人体への悪影響にも繋がっていることが指摘されています。
- 世界中から1万8千件以上の報告があるシチズンサイエンス・プロジェクト-光害問題の啓発と、星空保護・地球環境保護の意識向上を目指した本キャンペーンは、一般の方からの観察報告を募集しています。決められた日時に屋外に出て夜空を眺め、対象星座周辺の星の見え方(どれだけ多くの星が見えるか)が、用意された8枚の星図のどれに一番近いかを、スマホやパソコンで報告します。昨年は世界97ヶ国から計18,500件超の観察報告が集まりました。日本国内からは404件で、世界の国でも7番目に多い報告数でした。今年も観察期間は1~12月の毎月、月明かりの影響のない10日間ずつが設定されています。1月は11~20日で、オリオン座が観察対象です。
- GLOBE at Night 日本語ウェブサイトはhttp://idatokyo.org/gan/
光害関連の国際会議、ワークショップ情報 2015年1~5月
“Globe at Night – Sky Brightness Monitoring Network” User Workshop
Jan 7-8, 2015, National Astronomical Observatory of Japan, Mitaka (国立天文台)
香港の大学が主導する、SQM-LEによる夜空の明るさ観測ネットワークに関するワークショップです。
http://globeatnight-network.org/workshop.php
LPTMM 2015 -Light Pollution : Theory, Modelling, and Measurements
May 26-28, 2015, Jouvence, Quebec, Canada
Topics: Theory, Modelling, and Measurements
http://cegepsherbrooke.qc.ca/~aubema/LPTMM/index.php
ALAN 2015 -Artificial Light at Night (ALAN) Conference
May 29-31, 2015, Sherbrooke, Quebec, Canada
Topics: Technology and Design, Biology and Ecology, Society, Health, Modelling and Measures